踊り子エレアの公演55

 


ヴェント「驚きというものは、思いもよらないことが起こった時に感じるものだよな」
アネモネ「そうであるな」
ヴェント「階段を降りて、ネフィアボスがいる最深部に着いた!と思う前に秩序のユニコーンがいて… ホント驚きだよなぁ!」
アネモネ「まったくであるな! こんなに早く再会するとは!」
シャムロック「ヴェント殿!アネモネ殿! のんびり話してないで、戦ってくださいっ!!」


ヴェント「まあまあ。焦らない焦らない~ 秩序のユニコーンより、このネフィアボスを片づけないと残骸集めをする余裕ができないぜ」
シャムロック「確かにそうでありますね… みなさん。ウンガガ殿を倒しますよ!」
ヴェント「俺はワンパンでミンチにされるから、後ろで見ておくぜ~」
シャムロック「せめて鼓舞してください…!」


ヴェント「残骸集めをしている間に3日経っていたぜ。この前の草原と違って、外に出てもすぐ消えないネフィア内だが…疲れてきたし。ここら辺でやめるか」
秩序のユニコーン「…」(しつこい冒険者だったが、やっとやめ)*グシャ*
ヴェント「よし、瞳が出たぞ♪ えっと、既に集まっているのが骨と皮… 足りない残骸は心臓と体液か~ 体液とか出ずらいんだよな~」
アネモネ「じゅるじゅる…じゅるるる……」
シャムロック「…アネモネ殿。何をしているのであります?」
アネモネ「うん? 困っているようなので、体液を吸い出そうとしたのだが…つい飲んでしまった★ せっかくだから、貴様らも新鮮な血を飲むといいぞ!」(血で真っ赤に濡れた唇の端をニィと吊り上げて、笑っている)
ダリア「おいしーの?」
シャムロック「美味しく飲めるのは吸血鬼であるアネモネ殿だからこそで… 飲んでも美味しくないと思います」

 


ヴェント「今回は頑張って、6体分まで集めたぞ。さっそく人体錬成するか」
シャムロック「気軽に言いますけど、またガード殿に追いかけられる日々になるのでありますよ」
ヴェント「大丈夫。俺はとっても善人な冒険者だから。すぐに誤解を解いてくれるさ」
シャムロック「…」
ヴェント(その無言の冷たい視線…たまらんなぁ)


ヴェント「ということで、うちの団にいらっしゃ~い♪」
嵐龍・悪夢の王『ヒュプノス』・空飛ぶスパゲッティモンスター・見えざるピンクのユニコーン・蟲の王・深淵の王『ノーデンス』が仲間になった!
シャムロック「部屋がぎゅうぎゅう詰めでありますね…」
ヴェント「確かにそうだな。挨拶しようにも、これだと落ち着かないな。場所を変えるか」


ヴェント「改めて… 新しくネフィア探索メンバーになってもらう悪夢の王『ヒュプノス』と蟲の王だ!」
シャムロック「私の気のせいでなければ、その方々は性別が男で固定されているユニークモンスターだと思うのですが…」
ヴェント「ふふふ」(ヴェントは怪しい笑みを浮かべた)
シャムロック「ヴェント殿っ!! やめ」


蟲の王「これは…?」


悪夢の王『ヒュプノス』「あーら?」

ヴェント「これで良し♪」(ヴェントはやりきったイイ笑顔を浮かべた)
シャムロック「ああ… また止められなかった…… 私はなんて無力なのでしょう…」
ヴェント「落ち込むなって、シャムはいつも頼れる仲間だよ」
シャムロック「今、ものすごくヴェント殿を殴りたい気分ですね…!」
悪夢の王『ヒュプノス』「なんだか取り込みちゅー?な感じのようだけど、アタシの自己紹介していいかしら?」
シャムロック「あ、いいですよ…… ?」(なんでしょう。何か違和感が?)

 


悪夢の王『ヒュプノス』「アタシはミモザ♪ ピッチピチな10歳よん♥」
アネモネ「おお~ 今年で15歳の我より年下であるか。これで我もお姉ちゃんであるな♪」
ダリア「じゃあ、16歳の私はアネモネとミモザのおねえちゃんだね♪」
シャムロック「………なんだか頭が痛くなってきました」(年齢もですが… この方、元男性なのに女性口調で話している???)
ヴェント「シャム。何事もふか~く気にしないのが1番さ」


蟲の王「…」(冷たい目で周りを見ている)
ランディーニ「お前が装備しているその杖、兜、アミュレット。そして、蟲の王という名。もしかして、本当にあの蟲の王か?」
蟲の王「そうだと答えたら」
ランディーニ「魂を玩(もてあそ)ぶ死霊術師を一度斬ってみたいと思っていた… 今すぐ、殺してやる。蟲の王マニ」

マニ?その名を再び口にしたらミンチよ、子猫ちゃん

ヴェント「ハッ!ルルウィ様の啓示っ!! ということで、蟲の王の名前はロベリアで」
蟲の王「は?」
ヴェント「よろしくな~ ロベリア」
ランディーニ「おい、邪魔を…」
ロベリア「興が醒めた」(そう言うと、蟲の王は部屋から出ていった)
ランディーニ「チッ… まあ、どっちにしろ。ここで戦うには場所が悪いか」
ヴェント「俺はお前たちの元の世界での事情とかまったく知らないから~ とりあいず、急に戦う!とかやめてね」
シャムロック(珍しくヴェント殿から静かな怒りを感じるであります)
ランディーニ「わかった… 日取りを決めてから、決闘する」
ヴェント「ははっ、戦う気満々だな~」

 

ロベリア「…」(あの女。奴隷として充分使えそうだ。他の奴らも… 隙を見て、わしの奴隷にしてやろう)
蟲の王は美しい笑みを浮かべながら、ヴェントたちに悪意を向けていたが…


ヴェント「今、ダリア育成中で手が回らなくてな~ 店番よろしく!」
ミモザ「はぁ~い。アタシは店員さんとして、がんばるわ♥」
ロベリア「…頭おかしいウッドエルフめ」

 

 

ドット絵の参考にする程度のつもりが、まんまこのイケメンな蟲の王マニ・マルコになってしまった。
ちなみに元ネタのゲームは未プレイなので、調べて出てきた情報を元にキャラ付けしています。なので、間違っている部分があると思います。まあ、Elonaでは称号によって複数出てくるし。人体錬成できるし、本物と違っているってことで。
蟲の王をペットにして、イケメンに差し替えたい方は素材置き場からDLしてください。