遺跡荒らしエレアの足跡13

 


蓮之介「チェーロ。絵本が揃っていますよ」
チェーロ「うん、そうね」
蓮之介「…前にレントンという方から、集めてきてほしいと依頼されたこと忘れているようですね」
チェーロ「そんなこと頼まれていたっけ…? ボソボソ暗い雰囲気でしゃべっていて鬱陶しかったから、無視してたわ」
蓮之介「妹さんを亡くされて、明るい人がいるわけがないでしょう」
チェーロ「たしかにそうだけど。それって、もう20年前ぐらいの話でしょ。いつまでズルズル引きずっているのよ」
蓮之介「……どんな時間が経とうと、心に負った傷というものは消えないものなんですよ」
チェーロ「だとしても、見ててイライラするのよねー あのくっらいオーラ出しているの」
蓮之介「チェーロはそういうの嫌いですよね… ルルウィ様の像を報酬に貰えるようですが、面倒なら届けに行くのはやめましょうか?」
チェーロ「ルルウィ様の像っ!? もー 早くそれを言いなさいよ!ルミエストに行くわよ」
蓮之介「さっきまでめんどくさがっていたのに、現金なことで」

 


チェーロ「は?」


チェーロ「…」
蓮之介「ち、チェーロ… 報酬のルルウィ様の像ですよ。使用すると天候が…」
チェーロ「エーリス。アレ出して~」
エーリス「わかったよー お姉ちゃん!」
蓮之介「ああ…」


レントン「猫のゆりかご…? どうでもいい…」


エーリス「フハハハハーン!花火が綺麗だねー お姉ちゃん♪」
チェーロ「アハハハッ 美しいものを見ると心が洗われるわね~」
プチリン「♪♪♪」
蓮之介「ははっ… 色々と馬鹿らしくなりますね」


チェーロ「あらら。あれで生きているなんて、肉体は頑丈じゃないの」
レントン「…………」(周りのことなど無関心そうに、ぼんやりとした様子で立っている)
チェーロ「つまんない男… ま、剥製とカードにしてあげるわ」


チェーロ「さぁーて、落ちているアイテムを拾うわよー」
蓮之介「落ちているアイテムは核爆弾で塵になった人の遺品では?」
チェーロ「使えるものなのに、拾わないなんてもったないじゃない。使われた方が死んだ人も報われるわよ。3日経てば生き返るけど」
蓮之介「チェーロはホントにチェーロですね」

 


チェーロ「ルミエスト各地にあるルルウィ様の像って、使えるのね。持ち帰れないのが残念だわ。でも、売れないから別にいっか」
蓮之介「神像を売らないでください」

 


今回はレントンさんがいる付近で起爆したので、右半分がけっこう無事だ。中心に置いたら綺麗に吹っ飛ぶかもしれないが… また機会があったらね。